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公開日:2019年6月21日

マンション投資をはじめるうえで、「資産価値の落ちにくいマンションを選びたい」と、だいたいの人が考えると思います。
そう考えて、いろいろ調べていくうちにたどり着くのが「ヴィンテージマンション」だと思います。
ヴィンテージマンションとは、「築年数が経過していても資産価値が下がらず、人気が衰えず魅力を保ち続けているマンション」です。

ヴィンテージマンションには次のような条件があります。

・築後10年以上は経っている
・立地が良い
・デザイン性に優れている
・管理体制が行き届いている

不動産専門の調査会社「東京カンテイ」は、ヴィンテージマンションの条件として「築10年以上」「平均専有面積90平方メートル以上」「坪300万円以上」と設定しているみたいです。

ここで代表的なヴィンテージマンションのご紹介をします。

「広尾ガーデンヒルズ」

渋谷区広尾4-1にある、ヴィンテージマンションの筆頭格で、中古市場で高い人気を維持しています。
A棟からO棟までの、全15棟・合計1181戸のマンションなどでできています。
なかでも、D棟がかなりの人気で空くのを待っている人が多いらしく、空いてもすぐに埋まってしまうみたいです。

日本を代表するヴィンテージマンションですね。

 

「ホーマットマンションシリーズ」

港区、渋谷区、千代田区、目黒区、品川区にあるヴィンテージマンション。
比較的低層のマンションが多く、どこのホーマットマンションもアクセスのいい好立地にあります。
高級感が漂うマンションで、根強い人気を誇っています。

 

「ドムスマンションシリーズ」

知る人ぞ知る最高級のヴィンテージマンション。
ドムスマンションシリーズの中でも一番有名なのが、港区南麻布3丁目10-1にある総戸数15戸のマンションドムス南麻布」です。
高級車で有名なロールスロイスの内装にも使われている2000本に1本という割合でしか採れない希少な木材が、部屋の内装で使われているみたいです。

かなりの好立地で土地代だけでもかなりする場所にあるので、当然、金額も超高価です。

 

「ビラマンションシリーズ」

1964年、東京オリンピックの年に建てられたマンションをはじめ、ヴィンテージマンションを代表するシリーズのひとつです。
渋谷区神宮前2-33-12にある総戸数45戸のマンション「ビラ・ビアンカ」が、東京オリンピックの真っ最中に誕生し、アメリカの雑誌など国内外の雑誌に広く取り上げられるほどインパクトを与えたと有名です。
ビラシリーズ物件限定での空き待ちをする人が必ずいるため、早期の入居・売却が決まるみたいです。

 

他にもまだまだヴィンテージマンションはありますが、ほとんどは、都心の人気エリアに集中しています。
一般的に知名度が高く、そこに住むこと自体がステイタスとしてとらえられています。
当然人気も高く、物件によっては、新築時より販売価格が上がっていることもあります。
住めば住むほど資産価値が上がり、暮らしやすい。のが「ヴィンテージマンション」です。

ヴィンテージマンションに限らず、建物を長く大切に使う姿勢は、とても大切なことですね。

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この記事の著者

菅野 夢大
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